心 地 よ さ × m i n i 財 布
小さいお財布を作りたい。使いやすさ、軽さ、お洒落さにもこだわって。
そんな想いから生まれたミニ財布。
もっと心地良さにこだわってみました。
見た目も触り心地もやさしくて、一緒にいて心地良い。そんな小さなお財布です。
心地良さを追求すると、自然の素材に目がいきます。
色味にしても、触り心地にしても、自然から生まれた素材や染料は、なぜか心地良さを感じさせてくれます。
桜、梅、栗、そんな木々から抽出した染料でミニ財布を彩りました。
Y o k a y o C a f e × S I R U H A
大地に綿を育て、糸を紡いで、織る。
そんな時間のかかる手仕事を通して
加速する人間社会が
今一度、大地とつながり、
自然と調和し、循環していくことを願い、
日々をていねいに、
てづくりする暮らしのライフスタイルを考える。
いなかぐらしデザイン研究所 染織工房 Yokayo Cafe
草木染めのmini財布は、染織工房Yokayo Cafeに染めていただいています。
先日、はじめて染めの作業を見て驚きました。
梅の枝で染めるとこんな色になるんだ。桜も栗もそれぞれ違う色味に、
染め方や煮込み具合、原料(枝など)の収穫時期によっても染め上がった時の色味はさまざまで
どの色にも心地良さを感じます。
色合い良く、さわり心地良く
毎日持ち歩くものは、心地の良いものがいい。
手間暇かけた染め仕事
ここからは染めの手仕事をちょっぴり紹介します。
布が染まりやすくするために、布にたんぱく質を含ませる下地処理。
綿布を染めるときにはこのひと手間が肝心です。
熱を加えながら、時間をかけて、じっくり丁寧に混ぜ込みます。
梅の枝を刻みます。
鍋に染色材料と水を入れて煮込みます。
布袋に入っているのはさっき刻んだ梅の枝です。
だんだん色付いてきました。
梅の染料には重曹など(アルカリ性)を入れて、こんな感じで空気を入れるとより赤みが出るそうです。
染め液を温めながら布を染めていきます
すすがれている布。気持ちよさそう
染め上がった時の色味 (こちらは栗です)
自然の素材からこんな色が出るんだと感動しました。
こちらはさらに鉄と反応させています。
黄色く染まった生地がカーキ色に
理科の実験みたいでワクワクします。
こんな技も!
生成りのラインを境にアルミ媒染(黄)と鉄媒染(カーキ)で染め分けしています。
草木染め作業の一部を紹介させていただきました。
布を染める作業、水を扱うことが多くて思った以上に力仕事でした。だけど綺麗な色味に染め上がった時の感動もあって、楽しそうな作業でもありました。
また皆さんと一緒に染め体験ができるようなワークショップも企画できたらと思います。
手染めのミニ財布はいかがですか?