踏み出すを、生み出す。

踏み出すを、生み出す。
書く道具と、出掛ける道具
身軽になる道具、ストレスのない道具、身体の一部のような道具、相棒のような道具。
SIRUHAの道具は、最小の動作で扱える形と、
必要な機能だけを残した軽く納まりのよい形、
素材への愛着を心がけて作られています。
書くことと考えることに集中できる、書く道具。
身軽だから外に一歩踏み出したくなる、出掛ける道具。
SIRUHAは、書く道具と出掛ける道具を作っています。

ABOUT SIRUHA

SIRUHAのものづくり
何かと向き合い取り組むとき、感じ考えたことを書き表すことや、気付きや知恵を得るために出掛けてみることが大切だと思います。そして、...つづきを読む書くことと出掛けることを習慣化することで、より効果的な結果につながると感じています。
僕の場合は書くことも出掛けることも億劫になりがちでした。一歩を踏み出してしまえば楽しくなるのですが、はじめの動き出しでいつも面倒に感じていました。
そんななかで、書くこと、出掛けることが習慣として続くようになったのは、良い道具と出会えたからです。使いやすく、使いたくなるような道具は、人の習慣をつくると気づきました。
良い習慣とは何かについて考えを巡らせ、その習慣が暮らしに根付くような道具を作りたい。1人でも多くの人が自分のやりたい取り組みに向き合えるように役立ちたい。この想いからSIRUHAのものづくりは始まりました。

習慣を生み出す道具
習慣はどうやって生まれていくのだろう?
はじめは何もないところから始まり、繰り返し行なっていくなかで少しずつその行いに対して...つづきを読む悩むことが減って、楽に動き出せるようになる。
そしていつかその行いが生活のなかの自然な動きとなっていく。
繰り返し行なっていくための動機を生み出すことで習慣をつくっていけるはず。その動機は様々で、ついやってしまうだったり、目的のための努力だったり、他者からの躾、周りの人たちとの同調意識など。
習慣を生み出していく道具としては、「気軽に扱える使いやすさ」と「使いたくなるような心地よさ」の2つを兼ね備えることでその先にある行いへの自然で気軽な動機を生み出していけるはず。
扱いやすく使いやすい形、持ち歩くものとしての適度な軽さ、素材の質感や見た目のデザインとしての使いたくなる心地よさ、気持ちを切り替えることができるルーティンとしての所作が生まれる形。
そんな観点で、習慣を生み出す道具の形とは何かについて、自分達なりの答えを紡ぎ形にしていきます。

良いへの入り口をつくる
それぞれがやりたいことへ向かって歩みを進められるように、役に立つ仕事をしていきたい。そんな想いでSIRUHAを立ち上げました。...つづきを読む
その中で道具作りは大切な枝葉のひとつですが、取り組みたいことは物作りのほかにもたくさんあります。
良いものを届ける手段としては、自分達でつくることのほかに、良いものを見つけて伝えていくという手段がある。尊敬するこだわりをもった作り手や、良いものを作るための素材や技術としての工芸や産業。それらがちゃんと広がり巡るように出来ることを見つけて取り組んでいきたい。
想いをもって何かに取り組んでいる人や何かをはじめようとしている人達が、よりやりたいことと向き合って歩んでいく日々を営めるように、自分なりに見つけてきた知恵を届けていきたい。
そんなふうに良い何かへ繋がる入口のような場所でありたい。
できることは言葉に紡いで届けていくことや、良い何かが巡っていく場所をつくることなど、小さなきっかけづくりばかりだけど、そんな小さなきっかけが広がりを生み出していくことを願って、ものづくりの傍らで良いへの入口づくりにも取り組んでいきます。