「ああでもない、、こうでもない、、こうかもしれない、、、 」
そんなことを呟きながら、空想にふけ、理想を辿り、
「ああでもない、、こうでもない、、こうかもしれない、、、 」
そんなことを呟きながら、定めた理想に近づけるよう形をつくる。
そうやってものづくりをしている。
どれだけ根気強く向き合っても、空想上の理想にぴったりとはまる形を現すことは、現実がまだ許してくれていない。
理想と現実の折衷案を探ることが今の僕にとってのかたちづくり。
長く続けていくと描く空想もすこしずつ現実を帯びていく。すこしずつ理にかなった理想を描けるようになっていく。
空想と現実が近づいていく。いつか空想と現実がぴったりと重なったときに、
理想のかたちができあがるのだろう。
そんな不確かないつかを夢に見ながら、
今はまだ拙いものづくり。
空想に描いて 現実にかたどる。
そんな日々を繋いでいきたい。