1968年、日本で最初にシステム手帳をつくったシステム手帳メーカー、システムダイアリー。 楕円のリング金具、ポケットにギリギリ入るサイズ感、豊富なオプションアイテムなど、当初から今も変わらないそれらの特徴は、未だに唯一無二の使い心地を与えて...
暮らしと町並み。
誰のための何のため?
暮らしの豊かさとは?
そんな言葉をたくさん聞いた1日でした。
2024年1月23日
三宅商店、水辺のカフェ、林源十郎商店など、倉敷の数多くの人気スポットを立ち上げてきた辻さんに、各施設の案内とお話を伺ってきました。
人の暮らしと町並みの織りなす景色が、人の心に残る情景となって、それは人が地域を知り、伝え、繋げていくための礎となる。
辻さんは、地域の文化が次の世代へと引き継がれていくための、人づくりと仕組みづくりに取り組まれているのだということをあらためて知った。
ジャムやお菓子の製造販売、カフェやショップ、宿の運営、そして町家の再生。それらはそのための手段で、だからこそ辻さんの生み出していくものには、人間味と地域性が備わっているんだということがわかった。
20年間、美観地区の本町通りを見て、携わってきたなかで、最初にどんな景色を描き、20年の中でどんな変化を感じてきて、そして今はどんな景色を描いているのだろう?
僕たちには何ができるだろう?
そんなことを考えるきっかけと、たくさんのヒントを受け取れた1日でした。
いつお会いしても想いとアイデアとバイタリティに溢れ、何かに取り組み続けている辻さん。
「疲れたときは何をしてるの?」という質問への答えは、お風呂に入ること。
あとは海の校舎の近くにも、たまに飲み物を手に海を眺めに来ているそうです。
メ モ と 写 真
写真はすべてaukioさんに提供いただきました。
景色を活かす
自然と町並みが織りなす素晴らしい景色、それらの魅力をちゃんと届けられるようにサービスをつくる
利用者目線だけではなく外から見たときの景色にもこだわる
窓や出入り口は、外と中の景色を繋ぐ場所。
見渡せる、見渡せない、仕切る、仕切らない、を意識した空間づくり。
地域を誇り、次世代をおせっかいに思いやる心
地域を自分ごとに→知る、伝える、繋ぐ
知りたい、伝えたい、繋げたい、を生み出す
暮らしの豊かさとは?
誰のための何のため?
景色を大切に
歴史を大切に
働く人を大切に
町の子供を大切に
塀のない学校
その建物の名前を残す。
倉敷の文化、産業、人の暮らしは水に育まれてきた。
暮らすように旅をする。働きながら旅をする。
地元の人にも使ってもらえる宿
大学生でも借りれる価格の宿
1日楽しめる、2日と3日と楽しめる。
小学校の先生をしていた
人の顔が見える範囲。村→小学校区
本業への投資が地域づくりにもつながるように
ツアーの中で見せてもらった景色や受け取った言葉たちを振り返りながら、辻さんの20年に思いを馳せてみた。
これからの20年の僕たちの生き方次第で、僕たち以降の世代に手渡せる暮らしは違ってくるのだろう。そんなことをより実感した1日だった。
次の世代に繋げたい暮らしってどんなだろう?
僕たちには何ができるだろう?
案内していただいた施設
旧原田邸
ジャムや焼き菓子の工房と本社
倉敷とことこさんによる原田邸の紹介記事
写真
記事内の写真はすべてaukioさんに提供していただきました。
(一社)笠岡市観光協会の視察企画に参加させていただき、感想を書かせていただきました。
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2024.01暮らしと町並み。
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