1968年、日本で最初にシステム手帳をつくったシステム手帳メーカー、システムダイアリー。 楕円のリング金具、ポケットにギリギリ入るサイズ感、豊富なオプションアイテムなど、当初から今も変わらないそれらの特徴は、未だに唯一無二の使い心地を与えて...
システム手帳(ミニ6穴)|書くと考えるに集中できる手帳
ポケットに入り、ちょっとしたメモやスケジュール・タスク管理にちょうど良いミニ6のシステム手帳。
SIRUHAの手帳の定番サイズでもあります。
そんなシステム手帳ミニ6サイズの魅力を紹介していきます。
目次
いつも持ち歩くのにちょうど良いサイズ感
ポケットにも小さなかばんの中にも入れておけるため、気軽にいつも持ち歩くことができます。
書きたいことができた時にすぐ書き留めることができ、確認したい時にすぐに読み返すことができるのは、ポケットサイズの手帳の何よりも大きなメリット。
せっかく思いついたことなどを書き逃してしまうことが減ったり、確認までの時間を短縮できるので、手帳としての役割を発揮しやすいサイズ感だと思います。
立ったままでも書きやすい
手に持ったときにも安定しやすいサイズ感なので立ったままでも書き込みやすく、どんな場面でも気軽にメモを取ることができます。
ちょっとしたスペースに置いておける
ノートやPCを広げた机の片隅にもさりげなく置いておけるため、何かの作業をしているシーンでも邪魔になることなく手帳を活用できます。
また、誰かとの打ち合わせの際にも大げさな感じを出さずにちょっとしたメモを書き留めやすいと思います。
考えたことやアイデアのメモに最適
ちょっとした考えごとや思いついたアイデアの備忘録として、要点を書き留めるのにちょうど良い大きさの筆記面積。アイデアは思いのほかすぐに忘れてしまうこともあるので、いつも持ち歩け、さっと要点を書き留められるサイズ感は、アイデアを形にしていくための強い味方になってくれます。
思いついたことについて考えをさらに広げていくには小さいので、その際は大きめのノートに貼ったり書き写したりして、そこでアイデアを広げていく使い方もおすすめです。
使いたい用途にカスタマイズできる
システム手帳は、活用したい用途に合わせてリフィルを差し替えながら、自分仕様の手帳として使っていくことができます。リフィルの組み合わせなどを試行錯誤していくことで、より自分のライフスタイルや手帳の目的に沿った使い方が見つかっていきます。
ざっくりとしたスケジュールやタスク管理に
いつでも書き込め、いつでも確認できるのは、スケジュールやタスクの管理をする際にも大きなメリット。
小さめの筆記面積なので細かくスケジュール管理したい場合には工夫が必要ですが、ざっくりとしたスケジュールやタスク管理であれば快適に使えると思います。リフィルの種類も豊富なので、月間、週間、1日など上手く組み合わせていくことで自分にとってちょうど良い管理術を見つけていけます。
システム手帳はずっと使える
リフィルを入れ替えていくため、システム手帳はずっと使い続けていくことができます。
質感が良いものや、使っていくとより魅力的な質感に育っていく手帳を選ぶことで、愛着を持って楽しみながら手帳を使っていけます。
そして使いやすいデザインであれば、自然と手に馴染む相棒のような存在になってくれると思います。
システム手帳ミニ6サイズについてのまとめ
システム手帳ミニ6穴サイズの魅力について紹介してみました。
いつでも書き留めたり読み返すことができるのは、手帳として何よりも大切な要素だと思います。
気軽に持ち歩けるポケットサイズで、使い方も自分にとって使いやすいように整えていくことができ、ずっと使い続けていけるミニ6システム手帳。手帳の形としてとても理にかなった形だと感じています。
私自身、手帳をデザインするために色々な手帳を使って試してきましたが、自分にとって最も使い心地よくフィットするのはシステム手帳ミニ6サイズでした。そもそも自分はなかなか手帳を使う習慣がつかずにいましたが、ミニ6システム手帳を使い始めてから、自然と手帳をいつも持ち歩いて書き留めていく習慣がつきました。
どんな手帳を使うか以上に大切なのは、まず書くこと、そして何を書いていくか
ただ、自分に合った手帳を使うことで、書く習慣がつき、たくさんの事を書き留めていくことにつながっていくと思うので、良い手帳との出会いもとても大切だと思います。
ミニ6システム手帳、とてもおすすめなので是非一度使ってみてください。
SIRUHA手帳について|ミニ6の良さを活かしたデザイン
SIRUHAでずっと作り続けてきたミニ6システム手帳。ポケットサイズの手帳としての良さが活きるように、書くことと考えることに集中できるように、使うことが楽しくなるようにデザインしました。
ここからは、そんなSIRUHA手帳のかたちに込めたデザインの意図について書き留めていきます。もしよければご覧ください。
いつも持ち歩いて、大切な瞬間を書き留めるための手帳
「書く」を持ち歩く。
日々の生活の中で生まれる気付きやアイデア、それらと向き合い何かしらの形にしていくことができれば、僕らは暮らしをもっと良いものにしていけるかもしれない。
気付きやアイデアと向き合う手段はたくさんありますが、その中で最も気軽に行えて、効果が見込めることの一つが「書くこと」だと思います。
書くことで、頭の中の曖昧だった考えの輪郭が少しずつはっきりとしていきます。目に見える形で向き合え、何度も考えていくことができます。何かに表し、何度も考えていくことは、ひらめきや気づきを活かしていくためにとても大切な習慣です。
今はスマホでもメモすることは出来ますが、通知や広告などのノイズがない状態で、直感的に自身の手で描いていくことのできる手書きの方が、創造力を高めて豊かな発想を生み出していけるように感じています。
一瞬のひらめきを逃さないように、「書く」をいつも持ち歩けるような手帳を作りたいと考えました。
手帳やノートにもさまざまな形がある中で、どんな形が「書くをいつも持ち歩く」ために最適なのかについて考え、実際に色々な手帳やノートを使っていく中で、ポケットサイズのシステム手帳が最も使い心地良く感じました。
理由としては何よりもまずポケットに入ること、そして、システム手帳だと簡単に紙を取り出せるので、保存しておきたいアイデアなどのメモを取り外して一覧性の良い大きめのノートなどに貼り付けていくことも気軽に行なっていけました。アイデアメモの他にもスケジュールやタスク管理など、気軽に必要な機能を付け足していけることもシステム手帳ならではのメリットでした。
そんなポケットサイズのシステム手帳をより使いやすいデザインで作っていきたいと思い、手帳作りを始めていきました。
・よりポケットに入れやすいサイズ感
ポケットへの出し入れをより快適に行えるように、中の用紙を守れるだけの最低限の大きさにしています。リング径は小さめのものを使用して厚みも抑えました。
スリムな分ポケットに入れていてもストレスを感じにくく、出し入れしやすいサイズ感です。
(寸法 縦14.2cm 幅9.4cm 厚み1.8cm リング内径11mm)
・サッと開ける留め具のないデザイン
手帳を取り出して開くまでの手間を最小限にするために、留め具のないデザインにしています。取り出してサッと開くことができ、留め具による引っ掛かりもないためポケットなどからの出し入れもスムーズになります。
・すぐに新しいページを開けるブックマーカー
新しいページをすぐに開いて書き込めるように、ブックマーカーをつけました。
・段差や情報ノイズが生まれないようカードポケットのないデザインに
本体にカードポケットがあると、段差が生まれて書きにくくなります。また、手帳に必要以上の収納をつけると、手帳がごちゃごちゃとして考える際のノイズになるとも考えています。書きやすさや考えることに集中できることを優先して、カードポケットを付けていないシンプルな本体仕様にしています。
・最低限の収納としてポケットリフィル
本体にポケットは付けていませんが、最低限の収納としてポケットリフィルを付属してます。咄嗟のときに備えて数枚の名刺を入れておいたり、出先で受け取る切符やレシート類などを収納する際に活躍します。耐水性のある丈夫な厚紙を使用しているので長く使うことができます。またポケットの背面はフラットなので書くときに段差が生まれないようになっています。
・小さめのリング径でスリムさと書きやすさを
リング内径11mmの小さい径の金具を使用しているのでリングが手に干渉しにくく、快適に書き込めます。また、リング径が小さい分厚みも抑えられてスリムな手帳に仕上げることができます。
・ペンホルダーは不要であれば収納も
ペンホルダーは可動式にしているので、不要な場合は収納してすっきりとした形で使うこともできます。
・縦横どちらで使っても違和感のないシンプルなデザイン
アイデアを考える際には、横に広い用紙の方が思考に広がりが生まれやすいと感じているので、手帳を横向きにして使用しても違和感のないデザインにしています。
・愛着を持ってながく使えるよう、経年変化が魅力のレザーを使用
使っていくほどに愛着が増して、楽しみながら永く使っていけるように、経年変化の美しさが魅力のブッテーロというレザーを使用しています。発色がよくマットな質感で表面には透明感もあります。使い込むほどに色が深まり艶が増し、味わい深く経年変化を重ねていきます。はじめは少しキズがつきやすいですが、使っていくうちに革に含まれるオイルによってキズが目立たなくなっていきます。
どこか素朴さもある最高級レザー。上品な質感と革らしい味わい深さがあり、美しい経年変化で使うほどに魅力的な手帳に育っていきます。
・頑丈なクラウゼ社製の金具
金具は、システム手帳金具として最高品質のクラウゼ社製のものを使用しています。頑丈な作りでながく使え、リフィルをしっかりと綴じていてくれます。
・革の寿命に耐えれらる手縫いステッチ
何年も使っていただける丈夫なレザーと金具を使用しているので、途中で縫い糸が切れてほつれたりしないように、太めの糸を使って一針一針手縫いで仕上げています。手縫いの方が縫製時に革にキズが付きにくく、縫い目にも少し表情が生まれるため、革の魅力をさらに引き立ててくれます。
・修理も可能な直しやすい工夫
できるだけ壊れにくい作りにしていますが、もし壊れた際にも修理をして使い続けられるように、比較的壊れるリスクの高い金具やペンホルダーなどは修理をしやすいデザインにしています。
何か思い浮かんだとき、スッと取り出してサッと開いて、すぐに頭の中を描き出せるように 一瞬のひらめきを逃さぬように。
書くための道具として、考えるための道具として、使いやすさと書きやすさにこだわったポケットサイズのシステム手帳です。
最後に
ここまでお読みいただき、ほんとうにありがとうございます。
ミニ6サイズのシステム手帳の魅力について、SIRUHAで作っているミニ6システム手帳のこだわりについて紹介させていただきました。
手帳は用途やライフスタイルによって適したものが変わってくるとは思いますが、ミニ6サイズのシステム手帳はいつも持ち歩くための手帳としてちょうど良いバランスの手帳だと思います。
手帳を日常に取り入れていくことで、暮らしをより良く変えていくことができると思います。ぜひ暮らしや目的にフィットしたお気に入りの手帳を見つけてみてください。
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