1968年、日本で最初にシステム手帳をつくったシステム手帳メーカー、システムダイアリー。 楕円のリング金具、ポケットにギリギリ入るサイズ感、豊富なオプションアイテムなど、当初から今も変わらないそれらの特徴は、未だに唯一無二の使い心地を与えて...
買うからつくるの暮らしへ
買うってなんだろう?
つくるってなんだろう?
買うって、
誰かの仕事に頼ること
つくるって、
自分の価値観を詰め込むこと
頼ることも大切だけど、暮らしの中にほんの少しの「つくる」があるだけで、日々にワクワクが広がっていく。
楽しい「つくる」を見つける。
つくるって何か?もう少し考えてみると、
身近なところだと、好きなシャツを買ったとして、それ自体は「買う」だけど、そのシャツに合わせるズボンや帽子、靴を選んだりすることは「つくること」でもあると思います。
実はとても身近で、誰だって何かをつくってる。
いろんな「つくる」がありますが、実はたいていの「つくる」って、それくらいのことだったりします。
素材の特徴、道具の使い方、手の動かし方、作るために身につけた方が良いことや知っておいた方が良いことはそれぞれだけど、全部知らないと作れないわけじゃない。
自分が作りたいものを作れるだけの道具や知恵が揃えば十分で、
あとは価値観と向き合って、自分にとっての「良い」を形にしていく。
つくることが楽しくなるかどうかは、自分の価値観に素直になれるかどうかだと思います。
ものづくりがおっくうになる理由
楽しそうだけど、難しそうだったり、わからなかったり、面倒だったり、最初から上手くいくとも限らないものづくり。
その上時間やお金で考えてしまうと、買った方が早いし安上がりなことも多い。
ほんとは作ることが好きな人も、今の世の中だとどうしてもものづくりが暮らしからはみ出していきます。
だけど、難しいことや面倒なことを一つずつ取り除いていくと、つくること自体はとても楽しくて、時間をかけるだけの価値を感じる人はほんとはもっとたくさんいるのではないかなと思っています。
大変だと感じてるのは準備や片付けだったり、知らないことを一つ一つ理解していくことだったり、失敗した時の悲しさだったり、「つくる」にくっついてる事柄で、
それらとの付き合い方を知っていけば、ものづくりがもっと純粋に楽しくなっていきます。
1歩目の踏み出しかた。
こんな形にしたらどうなるんだろう?これを付けてみたらどうなるんだろう?この素材を使ったらどうなるんだろう?
もっと良くなるかもしれない。
そんなふうにアイデアを膨らませていったら、ワクワクしてきて、「作ってみたい」という気持ちが育っていきます。
しっかり育つと、少しのハードルなら飛び越えられるくらいの原動力が得られます。
その力をバネにして、一歩を踏み出します。
何か思いついたら、紙とペンを使って描いてみる。
そうしていくと、ワクワクと作ってみたい気持ちが育っていきます。
つくるが根付くことで変わる消費のかたち
つくるが僕達の暮らしに根付くと、社会全体の消費のペースはどうなっていくだろう?
つくることを楽しくできれば、暮らしの道具を自分たちで作ることも日々の楽しみにしていける。
もっと物を大切に出来たり、直すということももっと身近になったり、それぞれの暮らしに適したより良い道具が生まれる機会も増えていくのではと思います。
楽しければ、早さや効率にとらわれ過ぎず、消費のスピードも緩やかになるのかなとも思っています。
目指していきたいのは、自然の中で循環していくようなものづくりを見つけて、身近な暮らしの道具作りに落とし込んでいくこと。
全部手作りできるわけじゃないけど、そうやっていくつかの暮らしの道具作りが暮らしに馴染んでいくと、僕達の価値観や暮らしのペースも変わっていくのかなと思います。
あとがき
すこしでも「つくること」の楽しさが伝わるよう、身近に感じていただけるように作文してみました。
0からものづくりを始めて感じたことは、何かの目的に向かって、その時必要なものをその時の勢いをつかって拾い集めながら取り組むものづくりは、とてもワクワクして楽しいということでした。
あと、ものづくりを知れば知るほど、自分の一生では理想のものづくりにたどり着けそうにないということもひしひしと感じています。
だからものづくりを楽しいと感じてくれる人が1人でも増えれば良いなと思っています。そして良いものづくりを目指す友達が1人でも増えれば嬉しいです。
そんな意志と積み上げたことを次へ繋いでいくことができたら本望だと思います。
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