勉強、スポーツ、仕事、何をするにしても知っておきたい上達のために大切な事

生きていると、上手にならなくちゃいけないことがたくさんあって

みんな頑張って努力します。

必死になって練習したり、勉強したり、

それでも結果が出せずに悔しい経験をしたことは誰にでもあるのではないでしょうか

何をするにしても知っておくべき上達法があります。

簡単に上達できるわけではありませんが、上達のために意識しておくべきことです。

勉強も、スポーツも、仕事も、全く違うことのようですが、上達するために大切なことは同じだったりします。

何をするにしても知っておきたい、上達のために意識しておくと良いコト

人一倍練習をしているのに上達できない人がいます。

寝る間も惜しんで勉強をしているのに成績が上がらない人がいます。

大切なのは量ではありません。努力とはたくさんの時間を費やす事ではありません。

努力とは、たくさんの工夫を重ねるコトです。

頭の中で最善を尽くそうと知恵をふりしぼり、それを実行し、積み重ねていくことです。

上達するために何より大切なのは、本当の意味での努力をすることです。

やり方を見つける努力をする

勉強法、スポーツ上達法、仕事術、いろいろな情報がありますが、何が正しいかはわからないことも多いです。

例えば、「授業中にノートをとる」そんな当たり前なことも勉強法として間違っているかもしれません。

ノートはとらず、先生の話を聞くことに集中している方がしっかりと理解でき、記憶にも残る。そんな意見の方もいます。
それが正しいのか、そして誰にでも当てはまるのかはわかりませんが、当たり前だと思われている方法が間違っていることはよくあります。

大切なのは、当たり前に流されることなく、目的のために何をすればいいのかを考え、見極めていくことです。

方法を見つけるためのPDCAサイクル

Plan(計画)  →   Do(実行)

↑               ↓

Action(改善) ←   Check(評価)

PDCAサイクルとは上記のように、計画して実行して評価して改善する、これを繰り返していくことで継続して改善を進めていく手法のことを言います。

PDCAサイクルを意識して勉強の方法や練習の方法を改善していくことで、上達や成長に繋がっていきます。

少し具体的に

何かを勉強するとして、

授業などで、黒板は丸写しした方がいいのか

要点や気付きなど、重要なことだけ書き留めた方がいいのか

ノートは取らず、聞くことに集中した方がいいのか

あとはノートを取るとして、ペンは色分けをした方がいいのか、消せるシャーペンと消せないボールペンはどちらがいいのかなど

どうすれば記憶に残りやすいか、どうした方が理解が深まりやすいかを考えながら良い勉強の方法を見つけていきます。

スポーツの練習をするとして、

素振りの練習なら、理想のフォームを設定し、ビデオなどで理想との差を確認しながら修正していきます。

なぜアウトになるのか?なぜ得点に繋がったのか?失敗や成功を分析し、失点しにくく、得点しやすいように改善していきます。

着眼して、考えて、実践して、結果と向き合います。

着眼と理解と記憶と出力

上達のためには、大切なことに気付けるか、理解できるか、記憶できるか、思い通り形にできるか

こういったことはとても大切だと思います。

着眼のために大切なことは観察、疑問、リラックス、想い

しっかりと観察して、なぜ?と疑問に思うこと、あとは無意識を味方につけるためにリラックスした状態と強い想いを持つことが大切です。

記憶のために大切なことは興味、感情、五感、繰り返し、理解、つながり、睡眠

興味があること、嬉しかったり悲しかったり感情を伴ったこと、見たり聞いたり触ったり五感で感じたこと、何度も回数を重ねたこと、理解できたこと。こういったことは記憶に残りやすいです。

記憶したいことについて、興味を持つこと、感情豊かでいること、五感からの刺激を感じ取ること、反復すること、理解することが大切です。

思い出せるようにするにはつながりが大切です。関連性に気付き、つながりが生まれることで思い出しやすくなります。

記憶には睡眠も大切です。丸一日かけて勉強すると寝る回数は1回、少しづつでも10日かけて勉強すると寝る回数は10回です。合計の勉強時間は同じでも、睡眠を有効活用した方が記憶に残りやすくなります。

理解のために大切なことは一覧性、シンプル、落ち着く、睡眠

一覧性が良いと、全体の関係性を把握しやすくなるので理解につながります。

本質を捉え、シンプルに単純化することで考えやすくなり、理解につながります。

落ち着いた心で考えることで、全体を見渡せたり、本質を捉えやすくなります。

わからないことがあったとして、1度寝てからもう一度考えてみると思いのほか簡単に理解できてしまうことがあります。

出力のために大切なことは、確認と修正

思った通りに動く、簡単なようでとても難しいです。

思った通りに動けるように、確認して修正していくことが大切です。

ビデオに撮るなどして動きを確認し、無駄な動きをなくしたり、理想の動きに近づけていきます。

以上のようなことを意識して勉強や練習に活用していくことで、上達していくことができます。

上達を阻むもの「苦手意識」

苦手意識ができてしまうと、心のどこかで拒否してしまうように感じます。
そうなると無理して頑張ってもなかなか上達にはつながらない場合も多いです。

無理してしまうと苦手意識を大きくしてしまいかねないので、時には待つことも大切です。前向きに挑戦できるようになったらでも良いと思います。

苦手に感じることって、実はやり方を知らないだけです。
やり方を知っているか知らないか
なのであまり苦手に感じる必要はありません。
苦手意識がスッとなくなれば、それだけで上達が近づきます。

上達を支えるもの「想い」「楽しさ」

強い想いは上達のために大きな支えとなってくれます。
想いと向き合い、心から願えば、無意識も味方になってくれます。
無意識を味方につけることができると、上達に向かって加速できます。

楽しいと感じることだと、やはり上達は早いです。どれだけ楽しいと思えるように自分の気持ちを持っていけるかも大切です。

最後に

僕の場合ですが、自分に才能がないからと勉強や練習にただ時間をかけて、努力した気になっていました。「結果が出なくても、努力してダメなら仕方ない」そうやって自分を守ろうとしてしまいます。知恵をふりしぼるという気持ちも足りなかったように思います。

時間と労力をかけて練習や勉強をしても、そういう意識だと結果には繋がりにくいです。

何をするにも上達のために大切なのことは、「考える」ことです。