起業したい!やりたいことを仕事にするために必要な13のスキルと大切な9つの事

何かを作ろうと思えば、そのためには材料が必要です。

ビジネスを作るなら、あなたの人生のすべての経験が材料です。

 

「やりたいことを仕事にしたい」

 

そう思った時には多くの場合、「起業」が一つの選択肢になると思います。

起業をすれば、「自分の思い通りに仕事ができる」そんなイメージもあるかもしれません。

でも実際には、上手く進めていかなければ何も自分の思い通りにはいきません。

 

一つの事業のすべての事柄を把握して、バランスをとり、利益を確保するには大変な労力が必要になります。ただ働き続ければいいわけでもなく、しっかりと考えて利益が出せるようにしなければなりません。

 

やりがいや楽しさはありますし、上手くいけば「自分の思い通りに仕事ができる」ようにだって出来ます。ラクして収入を得ることも可能だと思います。

 

起業し、事業を進めていく中で「どうすればいいんだろう?」「どんなスキルが必要なんだろう?」「何が大切なんだろう?」こんなことをたくさん悩んできました。

私が起業して事業をしていく中で学んだ「起業に必要な12のスキルと、大切な9つの事」を紹介します。

【 起業に必要な13のスキル 】

起業するなら高めておきたい、13のスキルについてまとめていきます。

これから紹介することについて、最初からすべてを身に付けることは難しいと思いますし、僕自身苦手で全くできていないこともあります。ただ自分は何が出来ていないのか、何が苦手なのかを知っておくだけでも意味があると思います。自分で全てを行う必要はなく、必要に応じて適任者に任せるという選択をしていくことも大切です。

事業を軌道に乗せるためには、事業全体としてこれだけのスキルを揃えていく必要があると感じています。

ビジネスを見つける力

「やりたいことを仕事にしたい」

そう思ったとしても、その「やりたいこと」に需要がなければビジネスになりません。

需要があっても、他の企業からではなく「あなたの商品を選ぶ理由」を作れなければビジネスになりません。

どれだけやりたいことだとしても、ビジネスにならなければ仕事として続けていくことはできません。

続けていくには、

やりたいことを「ビジネスとして成立するカタチ」にする必要があります。

世の中にあるいろいろな「ビジネスモデルのカタチ」を知って、あなたの「やりたいこと」と組み合わせることで、あなたのビジネスモデルを見つけてください。

あなたの商品やサービスにどんな強みを持たせるか?どこで誰に対して提供して、どのタイミングでお金が入ってくるようにするか?

同じ商品やサービスでビジネスをするにしても、ビジネスモデル次第で結果は大きく変わります。

ビジネスモデルを知れば知るほど、あなたの「やりたいこと」を実現させるための武器になります。

情報を届ける力

モノで溢れ、情報で溢れている時代です。モノを作っても埋もれ、情報を発信しても埋もれてしまいます。

作ったモノ、発信した情報が埋もれてしまわないようにするには、まず情報を届ける力が必要です。

情報を届けるためのツールとしては、ブログやFacebook、Twitter、InstagramなどのSNSがあります。

ブログ

ブログは、あなたの集客を支え続けてくれる力強いパートナーです。
良い記事を書けば、検索から継続して人が訪れてくれるようになります。何年か前に書いた記事でも需要があれば読まれ続けます。記事としてまとめることは自分の考えを整理することにもつながるので、そのほかの手段で伝えていくときにも自然と役に立っていきます。

ブログの記事はタイトル、見出し、文章、画像で構成されています。
すべてにこだわって、クリックして記事を開いてもらえるように、記事を読み進めてもらえるように、そして気に入ってもらえるようにします。

検索で上位表示されるには、適切なキーワードを把握して、タイトルや見出し、文章に自然な形で入れていきます。

読んでくださる方に気に入っていただくには、どんな悩みを持ってその記事に来てくれるのかを知り、その悩みを解決できるような記事にします。

どんなキーワードがどれくらい検索されているかは簡単に調べることができます。無料でGoogleが提供しているキーワードプランナーというツールを使います。

SNS

SNSはつながりを作る、ブログ記事の拡散、告知、世界観を伝える、コミュニケーションなどのツールとして

投稿やツイートは一過性で継続的に読まれることはありませんが、リアルタイム性、上手くいけば爆発的な集客力が得られるなど、検索とは別の強みがあります。

そして、SNSなどを利用して、ブログの記事をある程度拡散できるようになると、検索からのアクセスアップも見込めます。

ブログ記事は検索からの集客を目指すとしても、最初はGoogleからの評価が低いため検索での上位表示が難しく、アクセスが集まりにくいと思います。SNSを通して記事を読んでもらったり、シェアしてもらったりしていく中で、良い記事であれば少しずつサイトの評価が上がり、検索で上位表示されやすくなっていくはずです。

他のSNSとは違いますがブログの記事にアクセスを集める手段として、はてなブックマークというサービスもあります。こちらもアクセスを集めるためにとてもおすすめです。上手くいくと数日で数万アクセスを集められることもあります。

ブログやSNSの他にもユーチューブを使って動画で情報を届ける方法もあります。動画を上手く使えると、ブランドイメージや安心感などをより伝えていくことができると思います。

情報発信では、良い情報を魅力的で最適なカタチにして伝えるようにすることが大切です。

売る力

売るために何かを伝えていく手段としては、以下のようなものがあると思います。

・会話
・プレゼン
・実演
・触れてもらう、使ってもらう
・文章
・写真
・動画
など

こういった手段を使って、商品の良さ、商品を使っていただくことでどんな良い未来があるのか、逆にこの商品を使わないとこんなことが起こってしまうなど、商品を買った方が良い理由を伝えていきます。

上手そうなプレゼンでも売れる場合と売れない場合があります。うまく話そうとするよりも、「良いものを知ってほしい」という気持ちで話すことと、利用シーンを思い浮かべてもらうことが大切です。売れるようなカタチで伝えていくことが重要になります。

どういった手段で伝えるにしても、初めから興味津々で読んでくれたり聞いてくれることはまずありません。
まずは興味を持ってもらうことや、飽きないような工夫が大切になります。ブログの場合はタイトルやアイキャッチ画像で興味を持ってもらえるようにします。記事中では適度に改行し、行間を作り、見出しや画像などを入れます。

集中して聞いてくれているとも限りません、なんとなく聞き、「自分だったらこんなときに使えるな」など、頭の中で考えられているときもあると思います。こちらの声が届いていないこともあります。こちらの伝え方が悪いこともあると思います。記憶に残るためには回数を重ねることが大切です。
なので大切なことは工夫をしながら何度も伝えるようにします。

CMは何度も見てもらうことで効果を発揮しています。ネットの広告も同じです。繰り返しが大切になります。

売れる商品、サービスをデザインする力

売れる商品にはベネフィットがあります。「これを買えばこんな嬉しいことがあります」といった感じで買うことでもたらされるメリットのことをベネフィットと言います。

お客さまのニーズに合うベネフィットを持った商品が売れる商品です。

売れる商品を作るためには、お客さまのニーズを理解して、適切なベネフィットを商品に付加できるデザイン力が大切です。

満足される商品、サービスをデザインする力

売れるかどうかと、満足していただけるかは別問題です。

どれだけ素晴らしいベネフィットを提案できる商品でも、使うとストレスを感じてしまうような使いにくいものは使われません。不満が残り、リピーターも付きません。
売れる商品でも満足されなければ、売れるのは最初だけになってしまいます。

継続的に売れるようにする、売上を伸ばしていけるようにするには、お客さまに満足していただける商品でなければなりません。

満足される商品は、ベネフィットを実感出来る商品です。

使いやすさ、利用しやすさを徹底して、ベネフィットを実感してもらいやすい商品をデザインすることが大切です。

余談ですが僕は昔、多機能商品に魅力的なイメージを持っていたのですが、最近は多機能を避けるようにすらなりました。
多機能商品は、使いにくい場合が多く、購入時にイメージしていたたくさんのベネフィットを実感できないことがよくあったからです。

「多機能=使いにくい」ではありませんが、多機能にすればするほど、使いやすいデザインにすることが難しくなります。なのに多くの多機能商品は使いやすさへの作り込みが甘いように感じます。

多機能と使いやすさを両立させている企業としてはアップルが思い浮かびます。アップルの商品も多機能ではありますが、見た目や使い心地はシンプルです。
使うことが難しくならないように徹底して作り込まれています。

必要な機能は付け、使いやすさにも徹底すれば、たくさんのベネフィットを提案できて、実際にお客様にもベネフィットを実感じていただける、素晴らしい商品が生み出せると思います。

利益を出す力

情報を届ける手段ができ、売るための伝える力があり、売れて満足される商品を生み出せれば、次に大切なのは利益を出す力です。

そのために必要なのは価格設定や効率化、無駄な出費を抑えることです。

価格設定

売れるようにしたい、お客さまのために安くしたいと、安すぎる価格設定をしてしまうことも多いです。
しかし、安売りにはデメリットも多いことに注意が必要です。

・利益が出にくくなるので余裕がなくなる、その結果、質まで下がってしまう
・安い価格帯はクレームが増えやすい傾向がある

以上のようなデメリットがあり、安売りは悪い流れを作る原因にもなりやすいです。

利益を確保出来る価格にできると、一つの仕事に対してしっかりと集中しやすくなり、商品やサービスの質を向上させることができます。そうするとお客様の満足度も上がり、リピーターや口コミでの広がりが期待できるようになります。

売れる価格にするためには、市場の価格帯を把握すること、そしてお客様にとってどれだけの価値があるか、お客様はその商品とその価格でどう感じるかを考えることも大切です。

お客様の視点とこちらの利益を考慮して、適正な価格を設定する
良い商品、良いサービスを提供していきたいと考えるなら、お客さまのためにも無理に安く売ることより、その仕事を今後も続けていける価格にすることが大切です。

ただ戦略的に、利益率を低くしてもたくさん売っていく商品やブランディングのために高価格な商品をつくっていくことなどが有効な場面はあると思います。

「効率化」と「不要な出費を抑える」

ちょっとした違いで効率が驚くほど違うことがあります。日々のちょっとした出費も積み重ねると大きな出費になります。

同じ価格で販売するにしても、どれだけコストがかかっているかで利益率が変わってきます。コストを下げることができれば価格をある程度安く設定しても、十分な利益を確保できるようにもなります。

効率化

人は考えることや探すことに多くの時間を使ってしまいます。

作業の動きとしての無駄をなくすことの他にも、日々の作業はできるだけ考えなくてもできるようにしたり、モノや情報を探す時間を短縮できるように工夫することも効率化で大切なことになります。

不要な出費を抑える

起業すると、仕入れ、設備、集客、雇用など、いろいろな場面でお金を使うことになります。

その中には、必要そうで意外と不要なものもあります。

大きな額になるほど、本当に必要なのかしっかりと考えて決めることが大切です。

利益の出る価格設定、効率化、不要な支出のカット
以上の3つを行っていくことで、利益を出しやすいカタチにしていくことが大切です。

ブランディング力

ブランディングはブランドとしての価値を高めていくことです。

周りからどんな印象やイメージを持たれるかを把握し、目標としているブランドイメージに近づけていきます。

そのためには共感していただくことや信頼してもらうことが大切になってきます。

ブランドとしての価値や認知度を高めていくことで、新規のお客さまにも安心して購入いただけるようになる、価格競争に巻き込まれにくくなるなどいろいろなメリットがあります。

ブランディングに成功すれば、しっかりと利益の出るカタチで売上を伸ばしていけるようになるので、企業、個人事業にかかわらず、ブランディングはとても重要です。

ブランディングをするときには、「どんなイメージを持ってもらいたいか?」「誰に向けて?」「どんな価値を提供する?」について考えます。

今のニーズ、競合と自社の強みと弱みなどを把握しながら、最適なポジションを決めていきます。

手段としては、キャッチコピーや文章、画像、映像、空間演出などを使い、ネット、店舗、ポスター、フライヤー、雑誌、テレビなど、さまざまな媒体を通して発信していきます。
ネットで行うならブログやSNS、YouTubeなどを利用して行う場合が多いかなと思います。

ブランディングでは客観視できることが大切で、周りからはどんな印象を持たれるかを常に意識しながら、発信を行っていきます。

「売りたい」より「知ってほしい」という気持ちで行っていくことも大切かなと思います。

ブランディングのメリット

売上や利益率アップ、価格競争に巻き込まれにくい、営業しやすくなる、リピーター獲得、人材を獲得しやすい、従業員の意欲向上など

つながり力

お客さんや取引先、そのほかにもいろいろな方とのつながりが必要です。

いろいろな方と良い関係を築き、その方たちにあなたの「こんな良い事をしたい!」という想いを知ってもらえれば、味方になってくれる人が出てくると思います。

つながりを作るには自分を知ってもらう事と、相手に興味を持つこと、助け合えるカタチ作りが大切です。

相手に自分のことを知ってもらったり相手のことを知っていくためには、自分の事や自分の感情について知っていくことが大切なんだと思います。

行動力

起業して活躍している人は、やっぱり行動力のある方が多いです。

行動力がある人とない人はここで差がつく「PDCAサイクルの回転数」

PDCAサイクルとは以下のような流れを繰り返していくことです。

Plan(計画)  →   Do(実行)

↑          ↓

Action(改善) ←   Check(評価)

誰もが自然と行っていることですが、このサイクルをしっかりと意識して何度も回していくことで、より確実な成長につなげていくことができます。

行動力がある人とない人では、PDCAサイクルの回転数に差が生まれやすくなります。
最初は小さい差でも、年を重ねるごとにその差は大きくなっていきます。
行動力がある知り合いと会うと、いつの間にか大きく成長をしていてすごいなぁと感じることがよくあります。

行動力のある人はそれだけたくさんの失敗も経験していると思いますが、しっかりとPDCAサイクルを回していけるので将来的には失敗を減らしていくことができます。

やってみてはじめてわかることも多いです。リスクを最小限にする工夫はしながら、PDCAをどんどん回していくことが大切です。

失敗しにくい行動力

行動力があればいいわけでもなくて、行動力があっても一つの大失敗を起こし、それが致命的であれば起業が失敗に終わってしまう場合もあると思います。

できるだけリスクは最小限にしながら、行動をしていくことが大切です。

そのために必要なのは、しっかりと考える事とテストする事

しっかりと考えるためには「紙に書いてみる」がおすすめです。

あとそれを何度も読み返すこと。一瞬眺めるだけでも良いので回数を重ねます。
紙に書いた方がより理解しやすく、何より考える機会が増えることが大きなメリットです。

テストするときは、できるだけ小さいリスクで知りたいことがつかめるようなカタチで行っていきます。

行動力がない人は、

行動力がない人は行動しやすい事から始めてみる
やる気が出ないときも同様です。

止まっている状態から急に全力疾走はしんどいです。
ハードルは少しずつ上げていきます。はじめはできるだけ低く

ここでもおすすめは紙に書くことです。
落書きぐらいに軽い気持ちでやりたいことや実現したいアイデアなどを書いていきます。

書くことは、とってもラクに始められる行動の一つです。

書くことで次の行動に移りやすくなります。

自分で考える力

起業をすると、いろいろな事を自分の判断で決めていく事になります。

誰かに聞いたりネットで調べても、それらは答えではなく一つの事例だと思います。状況によって正解は変わってきます。

参考にはなりますが、それが絶対ではないので鵜呑みにはしないで、自分の場合に当てはめて考える必要があります。今の状況やこれからの方向性を考慮しながら判断をしていきます。

自分の場合だとどうなのか?自分でしっかりと考えていく力が必要です。

バランス感覚

何にお金をかけ、何に時間を使い、何を誰に任せ、何をして何をしないか?

今の世の中はどんなバランスなのか?今のニーズは?これからの需要は?

商品の見た目、機能性、価格のバランスは?

起業して仕事をしていくためには、こういったバランス感覚はとても重要になってきます。

全体を把握し、先を見ながら、バランスをとっていく力が必要です。

そのため大切なのは、いろいろな事を知ること。

経営力

経理や手続きなどをこなす能力

経理やいろいろな手続きなど、たくさんの事務作業もこなしていく必要があります。

必要に応じて商工会議所や税理士のサポートを得たり、事務員の雇用などを行なっていきます。

本業に集中できるように仕組み化していくことが大切です。

お金の把握

起業をするとたくさんのお金の出入りがあります。

いつ出ていき、いつ入ってくるのかによっては利益が出るはずの仕事でも一時的に資金が足りなくなってしまう場合もあります。お金の流れを把握しておくことが大切です。

人材力

雇用する必要ができた時は慎重に判断する必要があります。

誰に任せるかで成果は大きく違ってきます。

起業して最初に雇う人は特に慎重に、まず自分の得意なこと、不得意なことを知って、事業に必要なスキルを知って、

どんな人が必要なのか把握しておくことが大切です。

想い

強い意志で取り組めるだけの、想いのこもった目標やビジョンを持つことが大切です。

起業をすると、始めは利益が出なくても将来の投資として仕事をしたり、大きなお金を使ったりしなければいけない場合もあります。

苦手なコトでも事業のために取り組んだほうが良いというコトも出てくるかもしれません。

怠けても指摘してくれる人がいない、利益が出るかも保証されない状況で、自分の意思で働いていくには、それだけの想いが必要です。

私は人前で話すのがとても苦手で、ずっと避けてしまっていました。

それでもやりたいことが見つかり、伝えていきたいという想いを持つようになってからは、以前より話せるようになりました。

伝えたいという想いがあまりなかったときには、自分がどう見られているかばかり気になり、周りの目が怖く感じてしまっていました。想いができてからは「どうやったらうまく伝えられるのか?」に意識が向くようになり、以前のように悪い緊張をすることが減っています。

作文も苦手でしたが、どうすればうまく伝わるかなと考えながら取り組みはじめてからは、楽しいと感じるられるようにもなってきています。

お金がもらえなかったとしても続けていけるくらいの想いが必要です。

【 起業に大切な9つのこと 】

起業するために、そして起業後その仕事を軌道に乗せていくために大切だと感じたことをまとめていきます。

周りの方の意見との向き合い方

心配してくださる方や、考え方が異なるいろいろな方がいます。

助言をくださったり、指摘していただいたり、反対されたり
そういった方達の言葉、すべてに応えようとすると難しくなってしまったり、個性が消えてしまったりもします。

しっかりと聴いて一つの判断材料として参考にさせていただくことは大切ですが、最終的にどうするかは自分で判断していく必要があります。

反対される方はあなたのことを心配されている方や、頼りにされている方だと思いますので、きちんと向き合って説明することも大切だと感じています。

いろいろな経験と知識

アイデアを考える時には今までの人生すべての経験が材料になりえます。無駄だと思っていた知識や経験が意外なところで役立つことはよくあります。
何がどこで役立つかわかりません。

豊富な経験と知識は、大きな強みになります。

幅広く経験を積む、いろいろな本を読むなどで経験と知識を増やしていくことが大切です。

オススメの知識

色の効果や音のイメージは、知っておくと役に立ちます。


青色は誠実さなどのイメージがあることから、モノとしての形がないため信用を得にくかったIT企業のロゴやイメージカラーは青が多いです。
ネットでのリンクボタンは色によってクリック率が異なります。
色は人の心理や体の状態に影響を与えます。

良いネーミング、良いキャッチコピーなど、音は商品の質と同じくらい重要な要素だと思います。子ども向けのお菓子などはパ行が多く使われていたり、高級ブランドには濁音が使われている場合が多かったりします。
口コミなどで伝わる時、まず頼りになるのは、いい響きで覚えやすく、いい意味付けのネーミングです。

最適な色、最適な音を選択していくことで成果を伸びやすくしていくこともできると思います。

資金

効率化のためには設備が必要だったりしますが、借金をしてしまうと心の余裕を保つのが難しくなります。時代の流れでニーズが変わってしまっても身動きが取りづらくなります。

お金をモノへ変えるのは簡単で、モノをお金に変えるのは難しいです。モノに変えてしまうと途端にリスクも上がってしまいます。

投資も必要ですが、心には余裕が必要で、ビジネスには柔軟さが大切です。お金があることは大きな強みです。

失敗を最小限のダメージで抑える

ビジネスは失敗の積み重ねです。失敗をどれだけ小さなダメージで抑えられるか、その失敗で何を学べるかはとても重要になってきます。
失敗することも計算に入れ、リスクを小さくする工夫をすることが大切です。

人のせいにしない

失敗を誰かのせいにしてしまうと自分の課題とするべき問題に気づきにくくなってしまいます。
何かしらの原因が自分にもあるものとして失敗と向き合うことも大切です。

小さくても利益の出るカタチを作る

小さくても利益の出るカタチを作れれば、あとはそれを大きくすればいいという考え方ができます。
成功を積み重ねていけるので自然と自信もついていきます。

無理して効率化を進めても、売れなければ仇となる場合もあります。まずは小さくても利益が出るカタチ作りから

誰とも連絡を取らない、ネットをしない時間

人付き合いも大切ですが、一人で物事と向き合う時間もとても大切です。

付き合いを必要以上に優先させすぎて、商品力の向上などの力を注ぐべきところに注力できないと良いものを提供していけません。良い商品やサービスを提供できないとそのビジネスの必要性がなくなってしまいます。

ネットは調べごとにも便利ですが、ネットを断った方が今の自分の中にある考えとしっかり向き合うことができたりします。

何がしたいか考えるとき、今の能力は気にしない

こんなことがしたい、でも僕はこれが苦手だから無理だ、自分にできるはずがない
というように選択肢をなくしてしまうと、本当にやりたいことが見えづらくなってしまいます。

目的があると学びのスピードは上がります。興味のない事を勉強している時とくらべて、成長のスピードは大きく違います。

苦手なことでもやりたい事のために必要な事だとわかれば、なんとか取り組んでいけると思います。

今の自分にスキルがなくても、「〜したい」という気持ちがあれば、必要なスキルの多くは揃えていけます。

何ができるかよりも、まずは何がしたいかが大切です。

理想を思い描くことからはじめます。

「書く」と「歩く」

起業すると考えるべきことが増えます。

しっかりと考え、判断していくためにオススメしたい習慣があります。

「書く」と「歩く」です。

「書く」

書くことで頭の中が整理されます。

書けばそれを見ることができるので、頭の中だけで考えるよりも客観的な視点になれたり、しっかりと全体を把握して本質を理解しやすくなります。

「書く」には理解、記憶、創造を促す効果があります。

理解や記憶、創造のためには、何度も考える機会を作ることも大切です。

書けば何度でも読み返すことができ、何度も考えていくことができます。

アイデアを考えていくために「書く」はとても役に立ちます。

「歩く」

足は第2の心臓とも言われています。歩くことで足はポンプのような役割を果たし血のめぐりを良くします。

しっかりと血液を送られた脳はよりしっかりと働いてくれます。

歩くことで適度に視界が移り変わります。視覚などから入るいろいろな刺激や情報はアイデアのヒントになることも多いです。
インプットがなければアウトプットはできません。

適度な刺激はアイデアを閃くきっかけになります。

最後に

起業してやりたいことを仕事にしていくために、大切だと思うことをまとめてみました。
こういった能力を高めたり意識していくと、ビジネスはうまくいきやすいのかなと思います。
当たり前だと感じる点も多いかもしれませんが、当たり前のことをどれだけできるかが大切だとも感じているので思ったことを全部書いてみました。

個人的には、まとめていて自分で出来ていないことがたくさんあることにあらためて気付き、課題が増えました。
この記事がすこしでもお役に立てることを願っています。

〈 13のスキル 〉

ビジネスを見つける力
情報を届ける力
売る力
売れる商品、サービスをデザインする力
満足される商品、サービスをデザインする力
利益を出す力
ブランディング力
つながり力
行動力
自分で考える力
バランス感覚
経営力
想い

〈 9つの大切なこと 〉

周りの方の意見との向き合い方
いろいろな経験と知識
資金
失敗を最小限のダメージで抑える
人のせいにしない
小さくても利益の出るカタチを作る
人と連絡を取らない、ネットをしない時間
何がしたいか考えるとき、今の能力は気にしない
「書く」と「歩く」

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