ちょっと奮発して買った手帳がきっかけで、人生が変わっていきました。
僕自身の話です。
手帳を買っても使うのは最初の数ページだけ。手帳が続きませんでした。
その当時の僕はやりたい事が見つからずにいました。
文房具屋さんに行って、また手帳を買いました。
いつも以上に値段の高い手帳です。
五千円くらいの本革の手帳
ポケットサイズのシステム手帳です。
なんとなく惹かれて、奮発してしまいました。
肌触りがよく、手に馴染む質感。良いモノだと持ち歩くことや書き込むことが楽しくなりました。
ポケットサイズなので、ポケットに入れて気軽にいつも持ち歩けました。
システム手帳なので書き間違えても大丈夫。用紙を入れ替えればスッキリと、気持ちも切り替える事ができます。
本革を使った手帳は使うほどにツヤが増して、色も深みを帯びてきます。一緒に過ごすほど愛着が湧いていきました。
こういった特徴のおかげで
手帳が続かない僕でも自然と手帳を持つ習慣がつき、気づきやアイデアをいつも書き留めるようになりました。
とても良い手帳でした。
僕が手帳に書くことは、興味を持ったことや大切だと感じたこと、思いついたアイデアなどです。
書いたメモはノートに貼り付けて、毎日眺めるようにしました。
眺めていると新たな発見があるので書き足していきました。
続けていくと、自分が本当は何が大切で、何をしたいのか、自然と掴めてきます。
自分の軸になるような芯みたいなものも出来てきました。
消極的でなかなか行動に移せなかった僕ですが、行動に移さずにはいられなくなりました。
消極的な人間とは思えないほど大胆に行動できました。
人前に出るなどの大切な場面では足が震えて喉がカラカラになり、心配事や大変な事もたくさんありますが、想いを持って行動するのはやりがいがあって楽しさもあります。
何より、不安しかなかった未来を楽しい未来に変えていけるかもしれない。
その可能性を見い出せたことが大きかったです。
僕が一歩を踏み出すために必要だったことは「書く習慣」でした。
綺麗に書いて誰かに自慢するためではなく、自分と向き合うための書く習慣です。
書くと、わかります。
書くと、ひらめきます。
書くと、見つかります。
良い手帳をもっとたくさんの人に使って欲しいです。
書く習慣を広めたいです。
誰もが自然と一歩を踏み出せるようになり、たくさんの一歩が世界を変えていきます。
世界がもっと面白くなります。
そんな想いで手帳作りを学び、SIRUHAを立ち上げました。
デジタル機器の進歩で、意識しなければ書く機会は減ってしまいがちです。
反対に書くことで得られる「考える力」はこれからどんどん必要さを増していきます。
書いたことを無理やり行動に移して欲しいわけではありません。行動すると失敗してしまう恐れもあります。
あなたにとって大切なこととしっかりと向き合えて、必要だと感じたことについては自然と一歩を踏み出せる。
そしてその一歩が良い方向へと向かうように
書く習慣がない方は、ぜひ書いてみて欲しいです。
毎日の生活に「書く」を取り入れてみてください。
興味を持ったことや大切だと感じたことを書き留めてみてください。書いたことは読み返してみてください。
必要なのは紙とペンだけです。
